生姜炭酸を飲んで、改めて、生姜の効能に気付きました
2014年11月4日にキリンから発売された「別格 生姜炭酸」って、もう飲まれましたか?
「別格」の風貌にふさわしい、高級感たっぷりの金色のボトル。375グラムで200円と他と比較すると高めの値段設定になってます。
生姜炭酸 = ジンジャーエール!
ちょー、当たり前すぎるのに、ネーミングにすっかり騙されてしまいました。そう、「生姜炭酸」って、「ジンジャーエール」のことですよねー。ちゃんと、脇に「Ginger Ale」って書いてあるし・・・。そう、これは、「高級ジンジャーエール」なわけです。でも、「生姜炭酸」って書かれると、なんか別の飲み物に感じてしまったのは、私だけ????
何が別格なの?
- 香り
- 味
この、2点が「別格」でした。
香りがお届けできないのが、ほんと残念です。
香料は使わず、生姜の辛みを引き立てる山椒とトウガラシの香辛料を使用。(Kirin HPより)
やっぱりー。香りにも、惜しまず手をかけていたんですね。ん~、別格です。
次に味。生姜の辛さを味わえました。そして、何よりも感動的だったのは、冷たいハズの生姜炭酸、食道を通って胃に入ると、胃のあたりで「ポカポカ」と温かさを感じたことでした。誤解の無いように再度申し上げますと、これは、ホット炭酸ではなく、コンビニの冷蔵庫で冷えていた冷たい生姜炭酸です。
えー、なになにすごい!と驚いた私はいまいちど、生姜について調べてみました。
生姜の辛味成分ジンゲロン、ショウガオールには体を温める作用あり!
生姜の根茎には、
- ジンゲロールとショウガオールに由来する特有の辛味
- ジンゲロンに由来する独特の香り
があります。
それぞれの効能は、
- ジンゲロール:免疫力を高める、殺菌効果、吐き気や鎮痛効果
- ショウガオール:体を温める、血行促進効果
- ジンゲロン:血行促進、代謝促進、脂肪分解作用
とのこと。つまり、私が冷たい生姜炭酸を飲んでも、体の中でポカポカを感じたというのは、きっと、効能の「ショウガオール」の働きによるものなんでしょうね。
歴史ヒストリアへようこそ
14世紀にロンドンでペストが大流行した際、生姜をたくさん食べていた人は生き残り、食べていなかった、約3分の1の市民が命を落としたという記録があるそうです。 このことを知った16世紀のイギリス国王ヘンリー8世は、ロンドン市長に命じて、ペスト対策として生姜を食べることを奨励したそうです。恐らく、これは効能の「ジンゲロール」の働きによるものだったのでしょうね。
師走に入り、ますます寒さが厳しくなる時期。生姜のすりおろしをこまめに、飲食するものに入れて、内側から体を温めていきたいですね。
We are what we eat......私たちの体は食べるものからできています。
1日350グラムの野菜を食べましょう♪