「ボルトガル料理」って実は日本食に近かった!
「ポルトガル料理」って聞いて、何か思いつく料理ってありますか?お恥ずかしながら私は、今まで1度も「ポルトガル料理」って食べたことがありませんでした。
最近読んだ「世界の野菜を旅する (講談社現代新書)」(玉村豊男著)の本の中での、ポルトガル料理の描写に、どーにも興味をそそられ、早速、都内のボルトガル料理
「Manuel ポルトガル料理マヌエル」(丸の内店)に行ってきました。
魚の消費量は日本より多い!
ポルトガルは2辺が海に面しているので、実は魚をたくさん食べる国民のようです。FAO (国際連合食糧農業機関)の統計によると、国民1人あたりの魚の年間消費量は
ポルトガル:61.1kg
日本:56.6kg
だとか。よく食べられる魚は、
- Bacalhau (バカリャウ):タラ
- Polvo (ポルボ):タコ
- Lula (ルラ):イカ など
私たちに、とーっても馴染みのある食材ばっかりですよね。はい、食べに行ったレストランでも、当然ながら!、出てまいりました。
「バカリャウ(タラ)とじゃがいものオーブン焼き」 塩干しダラが使われていました。
「完熟トマトと新鮮タコのリゾット」
じゃがいもの消費量も日本より多い!
さらに、FAO(国際連合食糧農業機関)の統計によると、じゃがいもの年間1人当たりの消費量も実は、日本よりも多いようで、
ポルトガル:129kg
日本:24.6kg
という結果のようです。当然ながら、レストランでも出てまいりました・・・・じゃがいも料理が。
「Caldo verde (カルドヴェルド) ポルトガル版味噌汁」
たっぷりのじゃがいもとキャベツが入ったスープです。
先ほど紹介した「塩干しタラとじゃがいも」のオーブン焼きの添え物も、もちろん、じゃがいもです。
ポルトガルでは、「タラとじゃがいも」のコンビは「出会いもの」といって絶妙な組み合わせのようで、京都の伝統料理「棒鱈と海老芋」の組み合わせを彷彿させると著書の玉村さんは言っておりました。
どれもこれも、日本人の私たちには、ホントに馴染みのある味であり、食材なので、旅行した際も、「食事」に困らない地域かもしれませんね。いつか本場の「ポルトガル」料理を食べてみたいな・・・・。
We are what we eat......私たちの体は食べるものからできています。
1日350グラムの野菜を食べましょう♪