アロエの販売も始めました!
私が東京・青山ファーマーズマーケット(http://farmersmarkets.jp)で販売サポートをしている八百屋さん「バグラスファーマーズ」(http://bugrassfarmers.jp)ではこんな珍しい野菜?も取り扱うことになりました。
そう、アロエです。
イスラエル出身のお客様からの熱い熱い要望があり、社長がいろんなツテを探って、愛知県から無農薬のアロエを仕入れることになったようです。アロエは低温に弱いため、関東より南で主に栽培され、日本国内では愛知県産が多く出回っているようです。
アロエってそもそも野菜なの????
Wikipediaによると、アロエは「ツルボラン亜科アロエ属の多肉植物の総称」とのこと。ということは植物???でも、野菜ソムリエご用達の本「野菜と果物の品目ガイド」で「アロエの芽」の記載がありました。ということは「野菜」なのでしょうか??
ちなみに「アロエの芽」はこれです。アスパラガスのような風味なんだそうです。興味深々です。
キダチアロエ vs. アロエベラ
日本国内では大きく分けて観葉植物として知られる「キダチアロエ」と、食用の「アロエベラ」があるようです。見た目もこんな風に違うようです。
食用の「アロエベラ」どうやって食べるの?
ポン酢やわさび醤油をつけてお刺身風
(「旬の食材百科」より引用)
きなことはちみつをつけてわらび餅風がお薦め!とお客様がおっしゃってました。
ロングセラーの「アロエヨーグルト」が販売されているくらいなので、ヨーグルトに入れて、柔らかいナタデココのような食感を楽しむのもいいですね。ちなみに、アロエの仕入れを熱く熱く要望してきたイスラエルではスムージーにしてアロエを食すようです。
アロエは葉に水分を蓄えられる多肉植物なので、乾燥した環境でも生きていけるため、アフリカや中東のような温暖な気候の地域で多く栽培され、食されているのですね「aloe smoothie」で検索するとたくさんのスムージーのレシピがヒットしました。
「やけどにアロエ」だけではありません!
小さい頃、「やけどしたらアロエの葉を切って当てておくと早く直る」と言うのは誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか?これはアロエに含まれる「アロエウルシン」という成分によるところが大きく、水ぶくれが出来る程度の軽症な火傷であれば効果があるとされています。
でもこのアロエウルシンという成分はキダチアロエにしか含まれていないそうなので、食用の「アロエベラ」を貼り付けてもその効果は期待できないのでご注意下さい。
アロエベラの葉の緑の表皮部分には「アロイン」という成分が多く含まれており、胃腸を活性する作用がとても強く、健胃効果や便秘改善効果があるようです。でも、このアロイン、作用が強いため日本の薬事法において「医薬品」として扱われるくらいだそうです。
とあれ、食して良し、飲んで良し、貼って良し。いいことずくめのアロエ。
今週末も「バグラスファーマーズ」にて取り扱ってますので、ぜひ生のアロエを見に遊びに来てくださーい!結構大きいのでびっくりすると思いますよー!
We are what we eat......私たちの体は食べるものからできています。
1日350グラムの野菜を食べましょう♪