私がファーマーズマーケットにハマる理由を考えてみました。
東京・青山で毎週土日に開催される青山ファーマーズマーケット
(http://farmersmarkets.jp)で八百屋さんの販売サポートをさせてもらって、そろそろ2年が経ちます。私が販売サポートさせて頂いている八百屋さんは、こちらです。
私、かなりの飽き性なのに、このファーマーズマーケットでの販売サポートにはすごくハマってしまってます。なんでなんだろうと考えてみました。
青空の下で働くのはホントに気持ち良い!
月曜日~金曜日まで私は会社員として勤務しております。そして、やっと待ちにまった土曜日の朝、寝坊することなく、平日と同じ時間に起きて出社?し、8時間近く立ちっぱなしの仕事をする。
しかも、職場は冷暖房完備無し!真冬の極寒の中、それに真夏の炎天下の活動って、ひと昔前の「しごきの部活動」みたいな感じです。あ、限られた時間ですが、トイレ休憩はありますが・・・。
ファーマーズマーケットの終了時間の午後6時頃には、肉体的にピークがきて「ふくらはぎがパンパン」な感じですが、平日の会社勤めで溜め込んだストレスがぜーーーんぶ発散されているので、精神的にはすっきりなのです。
そう。青空の下で働くって、ホントに気持ちが良いのです。
人!人!人!!
販売サポートを2年間させてもらっている八百屋さん「バグラスファーマーズ」の社員の方々それに、私と同じくボランティアで働くサポーターの仲間との繋がりが、なんとも言えず、心地よく、40代になっても「友達」と呼べる(というか勝手に思ってしまってますが・・・)仲間ができることに感謝・感謝です。
また、ファーマーズマーケットに参加している、出展者さんもみーーんな素敵な人ばかり。よくお隣同士になる「Moringa Moringa」の“お母さん”こと鈴木さん。お母さんは、実はよく本にも取り上げられる素敵な女性なのです。
御年・70才!!!!「ほら、あなた、お茶飲んでってーーー」とマルシェでひと際大きな声(失礼)で、飾らず、気さくにお客様に声をかける鈴木さんはファーマーズマーケットでは、みんなの“お母さん”のような存在です。
でも、「大きな声」と言ったら、松っちゃんにはかなわないか・・・。
「旨いでー、甘いでー、濃いでー」(ちなみに、POPも和歌山弁)とベッタベタな和歌山弁で柑橘を売りに売りまくっている松本さんこと”松本ヒロシ”さん。毎週木曜日に和歌山から夜行バスに乗って、金曜日は有楽町、土日曜日は青山ファーマーズマーケットでの販売をして、また夜行バスで和歌山に帰って、柑橘の収穫をするという。
おっそろしいスケジュールを「疲れた・・・・」と弱音を吐かずにこなしている松本さんにはホントに頭が下がります。「自分で選んだ道やさかいな・・・」と腹をくくっている松っちゃん。惚れてしまいそうな行き方は同郷の松下幸之助氏を思わせます。
美味しい野菜
そして、何よりも、「美味しい野菜」。機械製品とは違うので、毎週末並ぶお野菜の出来だったり、種類が季節によって変わります。
2月〜3月にかけて大人気の「おばあちゃんシリーズ」。30年以上無農薬で野菜を作っている仲良しおばあちゃん達が作っているニンジン、キャベツ、ほうれん草。
暑い季節に、個人的に良くお世話になる「ホーリーバジル」。お湯を注いでハーブティーのように飲むだけで癒やされてます。
日本の四季に合わせて、その時々の旬のお野菜と接し、そして食せることは、なにものにも変えがたい「幸せ」です。
行くだけで元気がもらえる「パワースポット」のような場所。それがどうやら、私がマルシェにハマっている理由のようです。
皆さまも、ぜひこのパワースポットに遊びに来てみて下さい!
We are what we eat......私たちの体は食べるものからできています。
1日350グラムの野菜を食べましょう♪