玉ねぎを愛して止まないお客様
週末の、東京・青山ファーマーズマーケットにはたくさんの素敵なお客様がいらっしゃいます。例えば、玉ねぎを愛して止まない男性の鬼温さん(オニオンのつもり・・)(仮名)とか。
とても規則的な人です
暑い日でも寒い日でも、大雨が降っていても、毎週土曜日、ファーマーズマーケットが終わる時間の17時頃にさわやかに現れる鬼音さん。
旬の美味しそうな野菜たちには、まったくもって目もくれず、玉ねぎが入っているコンテナに一直線。そこから、日曜日〜金曜日、1日1個ずつ食べる分の6つの玉ねぎを厳選。
行動に無駄が無く、感心するほどに「規則的」です。
自分に厳しいんですね。
毎週、玉ねぎだけ買っていかれるので、どうやって食べるのか聞いてみたら、「生」で食べるそうです。え?玉ねぎの丸かじり??? そりゃぁ、さわやかなルックスなので、玉ねぎの丸かじりする姿、とてもお似合いになりますが・・・・・、辛くないんでしょうか???
時々は、薄くスライスして食べるようですが、水にさらすなどの邪道な?行為は行わない、とても自分に厳しい方なのです。
お仕置き部屋でもバツゲームでもないのに、生の玉ねぎを食べるの、辛くないのかしらん?それとも、食べ続けると、辛味に対する抵抗力も出るのかしらん?
やっぱり思う。「なんで玉ねぎなんだろう・・・?」
数ある、見た目にも美味しそうな野菜がたっくさんある中で、なぜ、こんなにじ~み~な(すみません。でも私の率直な感想です)玉ねぎが好きなのかな?というのが疑問でした。ということで、鬼温さんに聞いてみました。「なんで玉ねぎが好きなんですか?」
「価格と供給が安定しているからです。」
味では無いのね~。八百屋さんとしては、ちょっと残念です。でも、やっぱり、「規則性」のあるものがお好きなんですね。確かに、玉ねぎの価格も大幅に変動も無いし、今年は「玉ねぎが不作の年です」っていうのもあまり聞いたことが無いですね。
そっか・・・。きっと、鬼温さんにとって、玉ねぎの聖地?「淡路島」はパラダイスなんでしょうね~。
鬼温さん、今週末も玉ねぎ準備してお待ちしておりまーーす!
We are what we eat......私たちの体は食べるものからできています。
1日350グラムの野菜を食べましょう♪